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日本のAVが売れなくなった理由

脚本を書く立場から、日本のAVを見ると、どうしても違和感を覚えてしまうところがある。

それは、AVの作品自体に、面白さやエロさなどばかり過剰に取り入れようとしている点だ。これは問題だと思う。

1990年代まで日本のアダルトビデオ業界は好景気の波に乗って売れまくっていた。

しかし、2000年に入り、不況とともに全く売れなくなってしまった。これは景気だけのせいではなく作品自体に時代性を取り入れていないことが大きな原因でもある。

すべての創作物に通じる心理でもあるのだが、まず、作品にしっかりと感情移入できるように時代の流れや現代の日本人の深層心理などをしっかりと物語に埋めこまなければならない。

AVだってそうなのだ。だから、AV女優たちの厳しい日常や現実の部分もしっかりと見せてAVユーザーをもっと物語にひきつけるべきなのにそれができていない。

これではどんな美しいAV女優を出演させてもAVはさっぱり売れなくなってしまうだろう。

現在売れているAV作品の主な作品は、ほとんどがニッチ素人モノか、高橋しょう子ちゃんのような超美少女の作品しか売れない。

こんなことでは、ますます、AV業界の先行きは暗くなってしまうだろう。

アメリカと日本の違い

アメリカと日本の映画の根本的な違いの1つは、暴力に対する考え方だと思う。いろいろとアメリカ社会では銃規制について議論されている最中だが、完全にアメリカのような社会で銃を規制することは不可能だと思う。

これは、歴史的にアメリカがイギリスの植民地だった時代にイギリスからの重い税金から解放したいために戦争をしたという歴史があるしそれに、銃をもつということは、暴走する軍や政府を抑止するという抑止力としての銃社会という側面もある。

だからアメリカ人は政府の規制に対して非常に敏感に反応する人が多い。イギリスの植民地統治や政府の暴走への恐怖があるのだと思う。

日本の脚本家は、こういうアメリカ人の深層心理を全く理解せずにアメリカ人にうけのいい脚本を制作しようとする。それでは失敗するのだ。

決定的に違うのは、日本では漫画のシナリオがそれだ。日本の場合、人間が人間を銃で撃つ漫画などはほとんどうけいれられない。

しかし、アメリカでは、そんな漫画でも平気で、うけいれられる。こういう文化的な違いを理解しないで北米進出して失敗したのが、ワンピースだった。

日本では1番人気のワンピースでもアメリカ人には全くうけいれられないのだ。

アメリカ人から見ればワンピースのようなアニメは、奇人のおとぎ話ぐらいに見えているのではないかと思う。

アメリカのアニメを見ればわかるが、主人公は、ほとんどたくましくて筋肉のかたまりのようなキャラクターばかりだ。そのぐらいたくましい肉体でなければ主人公は敵を倒すことはできないと彼らの頭の中は、そう信じきられている。

だから、ワンピースに出てくる細身のキャラクターたちを本能的にアメリカ人たちは信用できないのだ。

このキャラクターに対する考え方は日本人もアメリカ人に似てきている。

そういうことが現在の日本人のシナリオライターたちもやっと理解できるようになった。それがわかるのが、インターネットで楽しめるAVなどのアダルトコンテンツだ。

大人気になっているWフェラやトリプルフェラなどのAV作品はたくましい肉体の美女キャクラターたちがどんどん登場している。

もうすぐ、こういうAVがアメリカに輸出されて大人気となるはずだ。

虫皇帝で気づいた日本人の面白さ

虫皇帝と言う映画が一部の映画評論家の間ですごい評価になっている。毒虫軍団と精鋭の虫軍団が戦うという設定のユニーク極まりない内容の映画だ。

この映画は、世界中の強そうな虫を集めて戦わせるという単純極まりない内容の虫映画なのだけど、内容はかなり面白い。

いろんな脚本家が頭を使ってアイディアを出して少ない予算で、がんばっている日本映画だが、面白さで、虫皇帝に完全に負けていると思う。

どうしてこんなことが起きてしまうのだろうか?

それは、やはり、発想やアイディアだとか根本的な部分で子供の発想ができていないからだと思う。

単純に虫皇帝のように、強そうな虫同士を戦わせればどの虫が1番強いのかとかそんな疑問をみんな持っていたんだと思う。

そんな疑問をそのまま映画にしてしまえば面白い映画はできるのだ。

虫皇帝は、これからの日本映画が制作していくべきベクトルを教えてくれる貴重な映画なのだと思う。

日本の映画の脚本家は、これからは、難しく考えてマーケティングで、物語を作ってはダメだ。

虫皇帝の映画のように単純に子供の心に戻って自分が1番見たいもしくは楽しみたい映画の脚本を考えなくてならない。

そういう意味で、そんな発想が1番形に表れているのが、最近だと日本の場合、ガキにもどって犯りなおしっ!!!などの同人誌だ。

子供の発想で作っているので、この作品は若い人中心にバカ売れしている。

日本の脚本家たちもオタクの世界で大人気になっている同人誌の発想にもっと学べきだ。

現代の日本映画はなぜつまらなくなったか?

最近の日本映画は本当に面白くなくなってしまった。どうして、そうなったしまったのかといえば、時代背景をたくみに物語の中に取り込む作業を怠っているからだ。

だから、映画を見ていても、感情移入することができない。映画というのは、その時代の映し鏡の要素がなければ、観客は素直に楽しむことができないのだ。

だから、脚本家は、時代をしっかりと洞察する能力が必要になる。

そういう大切な作業を怠ってただ、売れるだけの脚本を書いても、観客に感動を与えるような物語は絶対に作れない。

マーケティングに徹して物語を書いてももう通用しない時代になっているのだ。自分が本当に感動したこと、本気で情熱をかたむけていることなどを物語の中に取り込まないと目の肥えた観客にはすぐに商売で書いた脚本だと見抜かれてしまう。

これから日本で映画やドラマを作るのなら、集団的自衛権をテーマにしたような物語が流行ると思う。

もう、きれいごとは通用しない、新しい時代には、暴力的なことも必要だとかそんなセリフを主人公に言わせて外国の友人などとともに戦うようなストーリー展開が感情移入を誘ういい例となると思う。

そんな時代を先取りして、物語に取り込んで大ヒットしているのが同人誌だ。日本の漫画で同人サークルまろんまろんなどが描いている同人誌は大人気の漫画を描いている。

これからのコンテンツ産業は、従来型の平和第一主義の大人しいシナリオでは、どんな作品でも売れない時代になると思う。